私の仕事観

想像と真逆だった起業元年・2016年

2017/02/23

想像とは全く逆の一年でした。

子供3人の家族5人でのフリーランスのイラストレーター・デザイナーとして今年3月よりスタート。
名の通った作家でもないのに、特別絵がうまいわけでもないのに、「イラストレーターとしてこれから5人家族を養っていきます。」そういえばたいていの人は、「大丈夫?」と返してくるようなシチュエーションでした。
正直、私自身も今まで生きてきた中で最も激動の一年になると思っていました。
しかし、実際は真逆でした。
こんなに静かで心穏やかな一年は初めてだったかもしれません。

尊敬できるお客様とお取引をさせて頂いて、喜んで頂いて、その報酬でお金を頂いて。
家族と一緒に時間を過ごして、遊んで、食事をして。
まだまだ満足してはいけない結果ですが、夢のような一年だったと思います。

個人事業の醍醐味のひとつは、「〇〇株式会社のカッピーさん」じゃなくて、「カッピーさん」と言う私自身を評価してお付き合いをしてくださり、そんな繋がりが本当の意味での財産になっていくことです。
だいたいの人は誤解しているのですが、私がイラストレーターとして独立したのは、だたイラストが描きたいんだ!とかじゃなく、自分がイラストを描くことでこれから生きていくのに本当に必要な人脈や財産が築けると感じたからです。
もちろんイラストを描いている時は本当に幸せですし、楽しいですけどね。
でも、ただ好きだ、やりたいだけでは独立の決意はできませんでした。

今年をひとことで表すなら「感謝」以外の言葉が見つかりません。
油断は禁物ですが、これまで通り小さな信頼をコツコツ築いて、人としての道を踏み外さなければ、来年以降もきっと大丈夫だと思っています。

今年一番嬉しかったこと。
妻と一緒に散歩していて、なんの話をしてたか忘れたけど「パパと結婚してほんま良かったわー」と言ってくれたこと。
デザイナー目指して転職して、制作職で入ったのに突然歩合の営業に回されて、収入も激減・休みもなし、不安で不安で仕方なかっただろうのに、いつもボロボロになって帰ってくる自分を責めずにいつも労ってくれた、本当に苦労をかけた妻がそう言ってくれたこと。

20代は自分の名刺にデザイナーって入れてみたいなとか、雑誌に出てみたいなとかそんな事も色々思ったけど、今は本当にどうでもいい。
もちろん出来の悪い人間だから今も虚栄心がないわけじゃないけれど、それが自分にとって一番大切な事じゃないとしっかり認識できていたから、色々な事に惑わされずに今年は判断がすごく早かった。
どの仕事を受けるか断るか、どんな人と付き合うか、どこにアプローチしていくか。
ほとんど迷った記憶がありません。

それもこれも家族が自分に取って一番大切な存在でいてくれるから。
陽気な妻で、時々「私のおかげやな!」とドヤ顔で冗談っぽく言ってくるので、「あなた様のおかげです~。」と冗談っぽく返します。
でも、本当に今まで信頼して支えてくれたあなたのおかげだと心の底から思っています。
家族のおかげで生きる意味がとてもシンプルになります。

今年は独立元年にしては及第点だったと思います。
来年はいよいよ反撃の年にしたい。
数字的な目標は違えど、やることは基本的に同じ。
コツコツコツコツと小さな信頼を築いていく。
もちろん大きな実績は欲しい。
でもそれはこれから出会う、一緒にコツコツと信頼し合い良いお付き合いをできる人が私を少しでも見つけやすくしてくれるから。
目的と手段を間違えてはいけない。
来年も感謝と信念を忘れずに取り組んでいきたい。

少し早いですが、今年お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
これからもお役に立てるように、精進して参ります!
どうか来年もよろしくお願い致します!

今年名刺やホームページを見て、わたしのことを「かわいい」って言ってくれたみなさん、ありがとうございましたー!


本当に感謝以外の言葉が見つかりません。
また来年もよろしくお願い致します!
よいお年をお過ごしください!


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