私の仕事観

フリーランスイラストレーターお悩み相談会のゲストで参加しました!

2017/02/26

少し前になるのですが、イラストレーターのさらえみさんと、同じくイラストレーターのなおちるさんが主催する、イラストレーターお悩み相談会にゲストとして参加してきました!

イラストレーター交流会

ゲストと言っても、何かトークすると言うわけでもなく、問われたら答えますよと言う程度の存在でしたが(笑)

定員は12名、告知して約1週間で参加者が埋まりました。
それだけ悩んでいらっしゃるイラストレーターさんが多いと言うことですよね。



会の内容は仕事の話がメインに

お悩み相談会なので、お互いどんなイラストを描いてるんですかー?と言う内容より、がっちりお仕事の話になりました。

これからフリーランスとして活動される方も、すでにフリーランスのイラストレーターとして活動されている方も、「どうやって仕事のきっかけをつかむか」をお悩みでした。

私が独立したのは、今年の3月。
最初の年は、ほぼ収入もなくなってしまうのではないかと心配もあったのですが、たくさんの方のおかげで1年目からきちんと5人家族が生活をできるくらいの収入を得ることができています。

もちろんまだまだ満足できる状態でもなく、来年に向けてどうやってもっともっと繋がりを増やしていくか皆さんと同じく模索している所です。

やり方は人それぞれ

会が始まり、みなさん和気藹々と自己紹介など。
とても良い雰囲気で会は進んでいきました。

お話の中で、「こういった所に営業を行っている」とか、私自身はあまりしていないルートで活動されている方々も。
ただ、そのやり方では点の繋がりにしかならないのでは?とか、そのコンテンツを育てて、むしろその後の事の方が大切では?などいろいろ思ったこともあったのですが、今回はフリーランスのイラストレーターのお悩み相談会でもあるけれど、基本はゆるーいお茶会なので、ゲストと言っても私の公演ではないのであまり反対意見などを言って雰囲気を悪くするのも違うかなと思って、その辺はあまり話さず一緒に楽しませて頂きました。

もちろん、自分の意見が絶対に正しいわけでもないですもんね。
いろいろな方々の話を聞くのも本当に良い勉強です。

その中で多少アドバイスのような事を適宜述べさせて頂きました。

安い価格のイラストについての認識

いつもイラストレーターの方と話す時に思うことです。
TwitterなどのSNSなどを見ていても、安いイラスト制作は悪。と言う風潮が全体的にあります。

有名なイラストレーターさんが「安いイラスト制作を言ってくる会社はくだらない会社で、付き合っていてもいい仕事は絶対に来ない」みたいな事を悪態ついて言ってしまうものだから、どれもこれも同じと言う認識で、安いイラスト仕事=悪い仕事と言うイメージが付いています。
今回に限らずお会いするイラストレーターの方はそういう印象を持たれている方が多いと思いました。

そもそもなぜその案件は安いのでしょう?
逆に自分自身がオーナーで、あなたの描くキャラクターやイラストに20万・30万・40万払えますか?

考えたことはありますでしょうか?
もし考えたことがないならば、一度自問自答してみると面白いと思います。

その上で仕事に向き合ってみると、短納期な仕事は、きちんと早く決着できるように打ち合わせができると、大きな仕事の間に入れられる、手離れの良いおいしい仕事に化けたりします。
安い仕事も同じ。お客様の事情をよく聞き、予算を割けない理由を理解し、こちらの状況や希望をきちん説明して、お互い気持ちよく取り組める条件を決めて進めると、お互いにメリットのある良い仕事にもなる可能性があります。
安い金額を提示されるのは、供給側の説明不足・理解不足で、きちんとイラストの価値を理解してもらえてなかっただけで、後々に単価をあげてくださるケースも実際にあります。

事実、不払いを堂々とするような悪い姿勢の会社も一部あるようですし、足元を見てふっかけてきているケースも多々あるかと思います。
しかし、全てがそうではありません。
ほんの少しクライアントの方を向いて考えてみましょう。
安い理由が分からなかったら失礼のない程度にお客様に聞いてみるのも良いかもしれません。

特にビジネス経験の少ない若いイラストレーターが、安い仕事は100%悪と言うイメージを持ってしまうのは、とても危険だと思います。
もちろん安い仕事が良いのでドンドン引き受けましょうとか、法外に安い仕事も話し合うことでなんとかなると言う話ではないので、誤解なく。

一点のことに集中するが得意な制作職

イラストレーターのような制作職の方は、常に周囲を見ていて状況判断をして誰かに指示したりして物事を進めていくような、営業職やディレクターのような考え方をするのが苦手で、一点の作業に集中して高い技術を提供することが得意な方が多い傾向にあります。
会社勤めのイラストレーターならそれでOKだと思いますが、フリーランスでイラストレーターをするためには個人的には多少でも前者の感覚は必要になってくると思います。

なぜかと言うと、営業の役目としてイラストの役割や魅力、価値をしっかりとクライアントに理解してもらうと言う部分があるからで、そこの説明を抜いて「イラストを描かせてください」と言うスタンスでお願いしても、自分の希望の報酬をもらえないのは当然と言えば当然だからです。

イラストと言っても色々種類があります。
広告に使うものなのか、それとも芸術に近いようなイラストの用途なのか。それによって価値の感じ方など、かなり違ってくるかもしれません。
なので、すべてこの考え方でが正しい。と言うわけではありませんが、きちんと自身がイラストの持つ可能性を理解してのぞめば、そんなに生き抜くのが厳しい業界でもないのでは?と感じる1年目ではありました。
まだ今年も終わっていませんが(笑)

またこれからも、こういった機会にいろいろなイラストレーターさんの話も聞いてみたいです。
ともかく参加された皆様、楽しい一時をありがとうございました!

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